設定は、第2次大戦後、実はナチスが月に脱出してて、
そのナチスが地球侵略に来るっていう荒唐無稽な話。
随所随所にアメリカに中指立てるアイロニカルな
セリフや設定が盛り込まれていて、笑えるところもある。
だけど全体的に良い意味でも悪い意味でも下らなすぎるのと、
それでいて何を鑑賞側に伝えたいのかという着地点が
読めないまま、ふざけたり、急にガチになったりするので
映画として終始真剣に見れない。落ち着かない。
アンチ帝国主義=反米思想的なメッセージを盛り込んだ
風刺映画に見れなくもないけど、
かといってそこまでの深みもない。
映画館に見に行ってたら確実に後悔するレベルだけど、
家で暇な時に90分つぶすにはギリギリ悪くない程度の映画。
へらへらしたまま鑑賞できる。
本当は40点くらいだけど、設定が今までにない
斬新なものだったということで5点プラスの45点。
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