ただでさえヒーローごった煮
「アベンジャーズ」シリーズの集大成ということもあり、
20キャラ以上のそれぞれの強固なファンを持つスーパーヒーロー達が大集合。
観終わった今でも全員名前言えない。 |
普通こういう場合って、
「いや、俺はそもそもアイアンマンですら1しかちゃんと見てない」
「ハルク?存在は知ってる。」
「キャプテンアメリカ?アイアンマンと喧嘩したのは知ってる」
「あのアライグマって世界観同じところで生きてたの?」
「キャプテンマーベル?キャプテンは一人じゃないの?」
的な知識の変調が著しくなって、たいてい「ついていけないよ!」
ってなるんだけど、この映画が凄すぎるのは、
その程度の限定的な知識の客ですら取り込める面白さになっていることだ。
実際自分自身も「アベンジャーズ」シリーズは何とか鑑賞済みレベルで、
アントマンなんて観ていないし、
ブラックパンサーもヒットしたってことしか知らん、
ヴェノムは出ないの?みたいなレベルだったが、
椅子に着席してしまえば
”これぞドリームチーム!!大集合だぜ!!
見たか悪役ども!!死ねええええええええええ!!!”
感のカタルシス半端なさすぎて、クソたわけニワカでも大興奮できた。
ぶっちゃけ細かいやり取りとか、
おそらくファンにとっては"あるあるネタ”のウィットに富んだ
ジョークも全然笑えないところあったけど、
それでも大興奮できて、
"あの全員集合だぜ!”って瞬間は全然知らんのに鳥肌立った。
だからこの映画はマーベルファンにとっては100点だろ絶対。
超たわけニワカの俺でもこんなに興奮できるんだから、
全シリーズ制覇の本物は失禁してる可能性ないか?
だからこの映画はマーベルファンにとっては100点だろ絶対。
超たわけニワカの俺でもこんなに興奮できるんだから、
全シリーズ制覇の本物は失禁してる可能性ないか?
と、同時にアニメ大国日本でもこういう映画作れないの!?
という謎の悔しさすら覚えた。
そして個人的に幸運だったのは、
隣の席のアメリカ人親子(子は小1くらい)の存在。
ヒーロー達が窮地に追い込まれた時、子供は顔を覆って落ち込み、
死ねえええええのヒーロー無双時は親子でハイタッチ&肩組んで大興奮。
エンタメが視聴者を興奮させる瞬間を隣で直視できた。最高かよ!
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