163分という上映時間はさすがに長いけども、
さすがすぎるぞヴィルヌーブという感じ。
公開当時は鬼スベりしたものの、
カルト的人気を誇った巨匠リドリースコットが手がけた前作。
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ビデオ化にあたり複数のパターンのエンディングが編集で追加された前作。 それだけ複数の解釈を生んだカルト的作品だったわけだ。 |
それだけファンが世界中にいる1982年の作品の続編を
35年後というワケのわからんタイミングで
「作る?」ってオファーされて快諾するメンタルが
すでに常人とは思えないが、
そのハードルをしっかり超えるべく、
前作を徹底的に愛し、ヴィルヌーブ的に解釈し、
※ただしコレは、前作をそれなりに面白いと思った人にしか
楽しくない映画であることは間違いないと思う。
私自身も本当のファンの方々と比べたら
この映画への思い入れと解釈の深度はウンコです。
が、そんな私でも
"人は皆そう思いたがる"
あのセリフには痺れすぎて泣けた。
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これ、CGじゃないと聞きました。 こういう映像美としても充分楽しめます。 |
デカルト先生もきっと唸る"人間とは何か?"を問い続ける160分。
しかしドライヴと言い、
『プレイスビヨンドザパインズ(79点)』と言い、
まぁあの絶妙な悲しみの顔芸は、彼にしか出来ないから良いんだけど。